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クリス・インペリテリ(Chris Impellitteri)/エレキギタリスト名鑑

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壮絶ピッキング・テクニックで激情を体現する“世界最速”シュレッダー

出生:1964年9月25日
出身地:アメリカ コネティカット州
ジャンル:HR/HM
活動バンド:IMPELLITTERI,ANIMETAL USA
主な使用ギター:フェンダー・ストラトキャスター、ディーン・スプリットテイル、他

おすすめCD

SCREAMING SYMPHONY/IMPELLITTERI(’96年)

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略歴

祖母がレスポール・シェイプ・モデルをプレゼントしてくれたのをきっかけに、11歳の時にギターを弾き始めたクリスは、間もなくしてクラシック・ギターのレッスンをスタート。その先生がロック・ギターも得意だった事で、ペンタトニック・スケール等も習うようになると、リッチー・ブラックモアアル・ディメオラスティーヴ・モーズ等から影響を受けながら、幅広いテクニックを習得する。

15歳の頃からバンドの一員としてライヴハウスに出演するようになった彼は、ハイスクール卒業後にセミ・プロとして活動を開始。オリジナル曲をプレイするようになったところで、製作したデモ・テープがリラティヴィティ・レコードに認められて契約が成立。’87年に元ドライヴァーのロブ・ロック(vo)を迎えたインペリテリというバンドを率いて4曲入りミニ・アルバム『IMPELLITTERI』でデビューを果たしている。

このアルバムでイングヴェイ・マルムスティーンを凌ぐほどのスピード・プレイを披露し、“世界最速のギタリスト”の称号を得た彼は、翌’88年には元レインボー他のグラハム・ボネット(vo)を迎えて1stフル・アルバム『STAND IN LINE』をリリース。様式美メタルを展開したこの作品でさらに人気を高めたクリスだが、ロブが復帰して4年ぶりにリリースした2nd『Grin & Bear It』(’92年)で、当時流行っていたグル―ヴィ路線に走りファンを失望させてしまう。

その反応を敏感に察したクリスは原点に戻り、5曲入りミニ・アルバム『VICTIM OF THE SYSTEM』(’93年)で本来のスタイルを披露すると、『ANSWER TO THE MASTER』(’94年)、『SCREAMING SYMPHONY(’96年)』EYE OF THE HURRICANE』(’97年)と立て続けにスピード感溢れる様式美系メタル・アルバムをリリースし、人気も最高潮に達する事になる。

その後、ダウン・チューニングしたヘヴィ路線にしつつ、インペリテリとしての活動自体が事実上停止状態の中、’11年には日本のアニメ・ソングをカヴァーするアニメタルUSAに参加し、話題となる。

当サイトで紹介したクリス・インペリテリの名曲

Race Into The Light(クリス・インペリテリ)
疾走感あふれるメロディとクラシカルな響きがカッコいい名曲! 曲名:Race Into The Light 演奏者:クリス・インペリテリ(Chris Impellitteri) 楽器:エレキギター(band) 収録CD:「Eye of the...

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