ゲイリー・ムーア(Gary Moore)/エレキギタリスト名鑑

『一音入魂のプレイでギターを激しく泣かせた“ギター・クレイジー”』
出生:1952年4月4日
出身地:北アイルランド ベルファスト
ジャンル:HR/HM、ブルース、他
活動バンド:SKID ROW,THIN LIZZY,COLOSSEUM Ⅱ,G-FORCE,solo,他
主な使用ギター:ギブソン・レスポール、フェンダー・ストラトキャスター、他


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略歴


40年以上に渡るプロ・キャリアの中で、彼は時代ごとにあらゆるスタイルの音楽へ傾倒し、その影響を自身のギターに反映させていたが、原点は’60年代に巻き起こっていたブルース・ブームであり、ギターを始めた13歳当時のヒーローはジミ・ヘンドリックス、ジョン・メイオールといったプレイヤー達であった。
メイオールのバンドでギターを弾いていたピーター・グリーンに見出され、当時所属していたスキッド・ロウで’70年にデビュー。翌年には同バンドを脱退するのだが、ここからの活動は実に慌ただしいものだった。
ゲイリー・ムーア・バンド結成(’73年)~盟友フィル・ライノット(vo,b)率いるシン・リジィへの短期間の参加(’74年)~ジョン・ハイズマン(dr)とコロシアムⅡ結成(’75年)~シン・リジィに復帰し、同時に初のソロ作発表(’78年)~シン・リジィを電撃脱退してG-FORCE結成(’79年)…。この間、ゲイリーはブルース、ハード・ロック、ジャズ・フュージョン等、あらゆる音楽的要素を吸収。ワイルドな速弾きと“泣き”を得意とする彼のギタリストとしての勇名が、通なロック・ファンの間へと徐々に浸透していった。
’80年代初頭には所属レーベルとのトラブルに巻き込まれたが、心機一転して発表した『Corridors of Power』(’82年)で遂にソロ・アーティストとしてブレイク。情感豊かなハード・ロック・サウンドで時代を牽引する事になる。
Corridors of Power
しかしハード・ロッカーとしての活動はあくまでゲイリーの一側面に過ぎず、’90年の『Still Got the Blues』のヒット以降はブルースに転向。かと思えば元クリームのメンバーと共にBBMを結成したり、ドラムンベースを採り入れた大胆な路線変更を挟んだりと、ブルースを基本としながらも良い意味で節奏のない音楽的挑戦を続けていた。
Still Got the Blues
’10年からは久々にハード・ロック時代の楽曲をプレイするツアーを開始し、アイリッシュ・ロック路線の作品制作にも精を出していたゲイリー。しかし2011年2月6日、休暇先のスペインにて心臓発作のため逝去。彼の挑戦は突然終わりを告げた。
関連書籍


書籍「ロック・ギター・トリビュート●永遠のミスター・ギター・クレイジー ゲイリー・ムーア
ロック・ギター・トリビュート●永遠のミスター・ギター・クレイジー ゲイリー・ムーア (シンコーミュージックMOOK)ブルースに傾倒し、ジャズ・ロック、ハード・ロック、そして原点回帰のブルースと、まさに時流と共鳴したそのプレイ・スタイルは、今なお後進のギター・プレイヤー達に影響を与え続けている。
本書は、ファンの記憶に鮮明に残るあのゲイリー節の炸裂により“Mr.Guitar Crazy”の称号を恣にした黄金期の活躍を中心に、彼が遺した偉大な足跡を、『YOUNG GUITAR』ならではのアーカイヴも余すところなく網羅して辿る、ゲイリー・ファンのための哀悼版ムックです。

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