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ジョージ・リンチ(Geoge Lynch)/エレキギタリスト名鑑

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独特な緊張感を湛えたプレイで魅せる巧手“MR.SCARY”

出生:1954年9月28日
出身地:アメリカ ワシントン州スポーケイン
ジャンル:HR/HM
活動バンド:DOKKEN,LYNCH MOB,SOULS OF WE,solo,他
主な使用ギター:ESP・シグネチュア・モデル、他

おすすめCD

Tooth & Nail/DOKKEN(’84年)

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Kiss of death

略歴

ジョージ・リンチは幼い頃にカリフォルニアに移住し、9歳の時にフラメンコ・ギターを手にするが、13歳でジミ・ヘンドリックスを知った事でエレクトリック・ギターに転向。エリック・クラプトン等をコピーする事で、ブルースを主体としたギター・テクニックを磨いていったという。

15歳で初めてバンドを結成し、’71年頃から本格的に活動するようになると、いくつかのバンドを経て、ボーイズでL.A.に進出。この頃、当時のクラブ・シーンにおける注目株だったエドワード・ヴァン・ヘイレンのプレイを聴いた事から、ジョージ自身もテクニカルなスタイルを身に付けていくようになる。

’80年代に入り、L.A.のクラブで知り合ったドン・ドッケン(vo)が率いるドッケンに加入すると、バンドはドイツへ渡り、’81年にアルバム『Breaking the Chains』でデビュー。L.A.に戻ってすぐにエレクトラ・レコードと契約し、’84年にリリースされた2nd『Tooth & Nail』が世界的にヒットすると、同作で独特な緊張感に満ちたフラッシーなギターを聴かせていたジョージにギター・キッズの視線が集中。彼は一躍ギター・ヒーローとして脚光を浴びる存在になる。なおウォーレン・デ・マルティーニを始めとする当時のL.A.メタル系ギタリスト達の多くが、ジョージの編み出したトリッキーなテクニックを参考にしていたというのは有名な話しだ。

世界的な成功を収めながらもドンとジョージの確執がネックとなっていたドッケンが’88年に解散した後、ジョージは新たにリンチ・モブを結成して2枚のアルバムを発表し、’93年には初のソロ『Sacred Groove』を製作。そして、翌’94年の再結成ドッケン参加~’97年の再脱退を経てのリンチ・モブ復活以降、数え切れない程の様々なバンド/プロジェクト名義での活動を展開している。

その1つが、ブルースをベースにしたヘヴィネス・サウンドを創出するソウルズ・オブ・ウィーである。また直近では、元ドッケンのジェフ・ピルソン(b)等と共にトゥース・アンド・ネイルを結成し、ドッケン楽曲のリメイクを収録したアルバムを制作している。

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