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トニー・マカパイン(Tony MacAlpine)/エレキギタリスト名鑑

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美麗な技巧を誇るネオ・クラシカル・ギターのトップ・ランナー

出生:1960年8月29日
出身地:アメリカ マサチューセッツ州スプリングフィールド
ジャンル:HR/HM、プログレッシヴ、他
活動バンド:MACALPINE,DRIVER,CAB,RING OF FIRE,solo,他
主な使用ギター:カーヴィン・カスタム・モデル、他

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Maximum Security/Tony MacAlpine(’87年)

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略歴

5歳の時に地元の有名校スプリングフィールド音楽院でクラシック・ピアノを習い始め、その後進学したハーバード大学でもピアノを専攻し音楽理論に精通することになったトニーは、12歳から並行してギターのレッスンも開始する。

学業で培った素養を土台に、ギターの腕前もピアノ同様にめきめきと上達させていったトニーは、学校を卒業後“ギタリスト”として、ローカル・バンドにてオジー・オズボーン、ヴァン・ヘイレン等のカヴァーをしながらデモテープを製作。それを耳にしたシュラプネル・レコーズのマイク・ヴァーニーが米「Guitar Player」誌のコラムで紹介した事を機に同レーベルから『Edge of Insanity』(’86年)でデビューを果たす。

メタルのフィールドには珍しい黒人プレイヤーという存在ながら、当時デイヴ・リー・ロス・バンドで活躍していた現MR.BIGのビリー・シーン(b)、元ジャーニーのスティーヴ・スミス(dr)という凄腕リズム隊に一歩も退かぬ確かなネオ・クラシカル・テクニックは大きな話題となりトニーの名は一気にシーンに知られることになる。

その後、トミー・アルドリッヂ(dr)、ルディ・サーゾ(b)、ロブ・ロック(vo)とのプロジェクト:M.S.R.S.の『Project Driver』(’86年)、2ndソロ『Maximum Security』(’87年)と充実作を連発する事でその人気を決定づけた。

コンスタントにソロ作をリリースした’90年代を挟んで、’00年以降はマーク・ボールズ(vo)率いるリング・オブ・ファイア、デレク・シェリニアン(key)のプラネットX、デニス・チェンバース(dr)、バニー・ブルネル(b)とのフュージョン・プロジェクト:CAB、スティーヴ・ヴァイ・バンド、前述のマーク・ボールズとのセブン・ザ・ハードウェイなど、バンドもしくはプロジェクトの一員としてギター/キーボード/作曲と多岐にわたる才能を発揮する。
’11年には、ソロとして10年ぶりとなる『Tony Macalpine』をリリース。タイトルに自らの名を冠したことからもわかるように、これまでの多彩な活動を総括する集大成的な力作となっている。

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