ボサノヴァの名曲をカッコよく熱いギターソロにアレンジしたクラシックギターの名曲!
作曲者:アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)
編曲者:ローラン・ディアンス(Roland Dyens)
楽器:クラシックギター(solo)
収録CD:「ニューヨーク・スケッチ/村治奏一」「村治奏一ベスト/村治奏一」「Nuages/ローラン・ディアンス」
収録DVD:「」
難易度(10段階):6
原曲はボサノヴァの名作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンが、映画「黒いオルフェ」の主題歌として作曲しました。
フェリシダージとは、ポルトガル語で「しあわせ」を意味する言葉で、リオのカーニヴァルに参加するというほんの数日の幸せのために毎日必死に働いてお金を貯める人々の気持ちを歌っています。
ボサノヴァの曲というと癒し系でまったりとしたイメージを持っている人も多いかと思いますが、それをカッコよくエネルギッシュな曲にローラン・ディアンスがアレンジしました。
演奏動画
(演奏者/村治奏一)
演奏者は、日本を代表する女性ギタリストの村治佳織を姉に持つ村治奏一。
まず、原曲よりもテンポが速くリズムも強調されていて勢いがありますね。
曲全体を通して若さあふれる弾き方で弾弦が力強く、ボサノヴァとは程遠いもはやロックな演奏でカッコいいです。力強すぎてところどころ音がびれてしまっていますがそれもご愛嬌、若いっていいな。
ちょろっとイントロがあって「0:07」からメロディスタート。
「0:25」からの雰囲気が好きですね。
メロディの合間に入るつなぎのフレーズがカッコいいので、まずはメロディをしっかりと意識して聴くと楽しめるかもしれません。
ということで原曲の動画もどうぞ↓
収録CD
収録CD「ニューヨーク・スケッチ/村治奏一」
2005年発売。渡米6年、そしてニューヨークに住んで3年を迎えた村治奏一の3枚目のアルバムです。
流れ続ける時間とその中で絶えず変化していく時の風景-Timescapeをテーマに、新しいレパートリーを取り上げています。ニューヨークでの本場のジャズ演奏から影響を受けているのか、スタンダード・ジャズからの選曲が目立ちます。音楽性により幅ができ、表情の豊かさもさらに加わった作品となっています。
[試聴]ニューヨーク・スケッチ/村治奏一
【収録曲】
1.ピープル(スタイン,メリル/アルメイダ編) 2.「黒いオルフェ」~フェリシダージ(ジョビン,モラエス/ディアンス編) 3.マムゼル(ゴードン,クールディング/アルメイダ編) 4.美しき乙女(ロジャース,ハート/アルメイダ編) 5.煙が目にしみる(カーン,ハーバック/アルメイダ編) 6.見込みと結末(ボグダノヴィッチ) 7.3つのアフリカン・スケッチズ(ボグダノヴィッチ) 8.ナイト・アンド・デイ(ボーダー/ボンファ編) 9.エレジー・フォー・キング(ハンド) 10.ケルティック・テイル(ハンド) 11.ジャズ・ソナチネ(ボグダノヴィッチ) 12.ラウンド・ミッドナイト(モンク,ウィリアムズ,ハニンゲン/ディアンス編) 13.ジェントリー(ハンド) 14.レスリーズ・ソング(ハンド)
収録CD「村治奏一ベスト/村治奏一」
2007年発売の村治奏一の初ベストアルバム。「フェリシダーヂ」「A列車で行こう」「フォーコ」等、疾走感あふれるフレッシュな音楽性が魅力の村治奏一入門アルバムです!
[試聴]村治奏一ベスト/村治奏一
【収録曲】
1.フェリシダーヂ~「黒いオルフェ」より(A.C.ジョビン、V.de モラエス/R.ディアンス編) 2.君の面影(A.バリオス) 3.シャル・ウィ・ダンス?(G.ガーシュイン/鈴木大介編) 4.サラバンド~「パルティータ No.2 ニ短調 BWV.1004(無伴奏ヴァイオリンのための)」(J.S.バッハ) 5.A列車で行こう(B.ストレイホーン/R.ディアンス編) 6.ダンサ・ブラジレイラ(J.モレル) 7.ラメントス・ド・モロ(A.A.サルディ-ニャ/R.ラベロ、村冶奏一編) 8. アダージョ・エスプレッシーヴォ~ジャズ・ソナチネ(D.ボグダノヴィチ) 9.アヴェ・マリア(C.グノー/村冶奏一編) 10.フォーコ~リブラ・ソナチネ(R.ディアンス) 11.G線上のアリア(J.S.バッハ) 12.ロンド・ア・ラ・サンバ~バーデン・ジャズ組曲(J.イルマル)
収録CD「Nuages/ローラン・ディアンス」
(↓amazonより引用) フランスの人気ギタリストのソロ・アルバム。ジャンゴ・ラインハルトやモンクといったジャズ界の巨人や、ジョビンのボサ・ノヴァ、自身のオリジナル、そしてヴィラ=ロボスやサティまで、自在な世界を展開。
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