ノリの良いリズムに遊び心をちりばめた名曲!
演奏者:ジェフ・ベック(Jeff Beck)
楽器:エレキギター(band)
収録CD:「Roger the Engineer」「ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン」
収録DVD:
難易度(10段階):5
その遊び心というのは「ブレイクの時にいろいろな演奏ネタをはさむ」といったもの。難しいことは考えず、軽い気持ちで楽しんで聴きたい曲ですね。
時に3大ギタリストの1人と称されるジェフ・ベックがヤードバーズ在籍時(1965~66年)に作られた曲で、その後BBA(Beck Bogert & Appice)時代まで演奏しています。
ちなみに「Boogie」ってのは↓
ブギ(boogie)とはスウィングまたはシャッフルのリズムによる反復フレーズでありブルース、スウィング・ジャズ、ロックンロールなどの音楽で用いられる。ブギーとも表記される。元々ピアノで演奏されたブギウギ(boogie-woogie)スタイルのリズムをギターやダブルベースなどの楽器に適用したもの。
ブギ – Wikipedia
ということで、ジェフ・ベック流のブギーをお楽しみください。
演奏動画
ジェフ・ベックがスティーヴィー・レイ・ヴォーンと共演した時のライブ動画です。
ノリもチューニングもルーズですねー(笑)
チューニングはアレですが、ノリのルーズさはカッコいいです。この演奏を聴いて「もっと正確に弾こうよ!」って思っちゃうのは野暮ってもん、これでいいんです。
2人とも楽しんでプレイしているのが動画からガンガン伝わってきて見ている方も楽しくなってきますね。
こちらはCharがプレイする「Jeff’s Boogie」です。「0:53」から演奏スタート。非常に聴きやすい!
ちなみに元となった曲とされるチャック・ベリーの「Guitar Boogie」です。(音声のみ)
収録CD、楽譜、関連書籍
収録CD「Roger the Engineer」
1966年発売。エリック・クラプトンやジェフ・ベック、ジミー・ペイジら3人の個性的なギタリスト達が在籍した伝説のロックバンド「The Yardbirds」の2ndアルバム。
ジェフ・ベック在籍時の唯一のスタジオ録音アルバムです。
収録CD「ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン」
1972~74年の間活動した、ジェフ・ベック、ティム・ボガート、カーマイン・アピスが結成したロックバンド「Beck, Bogert & Appice」。
1973年発売の2ndアルバムで、1973年の日本ツアー大阪公演から収録されたライヴ盤です。
楽譜「In Session With Jeff Beck: Guitar Tab」
CD付き完全コピー譜面集(TAB譜)です。
「Savoy」「Starcycle」「Big Block」「Led Boots」「Jeff’s Boogie」「El Becko」の全6曲が収録されています。CDの音源には1.フルバージョン、2.バッキングバージョン、3.ソロバージョン・スロー、4.バッキングバージョン・スローの4パターンが用意されており、ピッチ変換マシーン等を使わなくても効率的に練習できるようになっています。
雑誌「ロック・ギター・トリビュート 特集●ジェフ・ベック 50年の軌跡」
Jeff Beck50年の軌跡と題して、来日ライブの歴史、機材、楽器、奏法、交友関係、ディスコグラフィなど様々な角度からJeff Beckを検証しています。
(↓Amazonより引用)
相次ぐ大物アーティストの来日が目白押しの2014年…エリック・クラプトンに続き、三大ギタリストのひとりであるジェフ・ベックが4年ぶりの来日を果たす。デビュー50周年を迎え、その研ぎ澄まされた感性と常に進化し続ける孤高のスーパー・ギタリスト、ジェフ・ベック。偉大なる50年の断面をギター&テクニック面を中心に紐解きます。
コメント
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ofuru様 こんばんは
ブギって反復フレーズのことを指していたのですね。知りませんでした。
しかもこの曲がチャック・ベリーを元にしていたとは・・・・・・そう言われればズバリな感じですね。目からウロコです。
勉強になります。
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GAOHEWGIIさん
『勉強になります。』なんて恐れ多いですが、知識とかなくても音楽は楽しめますけど知ってるとより楽しくなることも多いですよねー