Ocean(ジョン・バトラー)

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複弦ギターの広がりある響きと熱いリズムがカッコいい名曲!

曲名:Ocean
演奏者:ジョン・バトラー(John Butler)
楽器:フォークギター(solo)
収録CD:「John Butler」「Tin Shed Tales
難易度(10段階):6

特にキャッチーなメロディがあるわけではないのですが、シンプルなコード進行にリズムの変化と音量の変化での盛り上がりが凄いです。なんというか曲にエネルギーを感じますね。

チューニングは6弦からCGCGCE、オープンCチューニングです。
カポタストを4フレットに付けて弾いています。

1998年デビュー、オーストラリア出身の3人組バンドJohn Butler Trioを率いるジョン・バトラー。
歌ものをメインに演奏していますのでインストはこの曲ぐらいでしょうか。

この『Ocean』という曲は路上ミュージシャン時代から演奏してきたようで、インタビューでは『Oceanは僕の人生で大事な要素の一つなんだ。僕のDNAの一部だ。自分が言葉で説明できないことは全て表現してくれているような気がする。命、喪失、愛、魂。自分が進化すれば、”Ocean”も進化する。』と語るように非常に思い入れの強い曲のようです。

演奏動画

2010年のフジロックフェスティヴァルに出演した時の動画です。

軽いイントロがあって「0:37」からリズムが動き出します。「1:29」からは両手タッピング、「2:18」では軽いストロークを交えながら、「3:11」でテンポアップと熱さや激しさがどんどん増していくのですが、流れが自然なのがいいですね。
静かな場面から盛り上げるというパターンを繰り返しながら、どんどん熱くテンションが上がっていくって構成になっています。曲が進むにつれて自分も一緒に身体を動かしたくなってしまいますね。

ちなみに、使用ギターですが通常12本弦があるはずなのによく見ると3弦だけなぜか単弦になっていて全部で11本です。何かこだわりでもあるのでしょうか。

収録CD・楽譜、関連商品・書籍

収録CD「John Butler

1998年発表のデビューアルバムです。

収録CD「Tin Shed Tales

2012年の3月から4月にかけて、ジョン・バトラーはトリオの活動を一時休ませ、ソロのツアーに出た。その模様を収めたボリューム満点のライヴ・アルバム。単なるアンプラグド・ライヴとは全く違い、熱気もグルーヴもしっかりと表現された、渾身のソロ・ライヴ作です。

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