ジョン・マクラフリン(John McLaughlin)/エレキギタリスト名鑑

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ロックの文脈で深遠なジャズの世界を歩む“偉大なる創造者”

出生:1942年1月4日
出身地:イギリス ヨークシャー州ドンカスター
ジャンル:ジャズ、ロック、プログレッシヴ
活動バンド:MAHAVISHNU ORCHESTRA,LIFETIME,SHAKTI,他
主な使用ギター:ギブソン・レスポール、ゴダン・シグネチュア・モデル、他

おすすめCD

Birds of Fire/MAHAVISHNU ORCHESTRA(’72年)

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One Word

略歴

幼少の頃からピアノやヴァイオリンに親しんだ彼は、11歳の時にギターを始めるとジャンゴ・ラインハルト等、フラメンコやジャズ・ギタリストから影響を受けながらギターの腕を磨く。
その後、ロンドンに移り住んだ彼は、’60年代初頭からセッション・ミュージシャンとして活躍する一方、ジョン・サーマン(sax)等と組んで初のリーダー作『Extrapolation』(’69年)をリリースする。

さらに、アメリカに拠点を移し、トニー・ウィリアムス(dr)率いるグループ:ライフタイムに参加した後、マイルス・デイヴィスの『In a Silent Way』(’69年)や『Bitches Brew』(’70年)といった作品に参加し、一躍その名を知らしめることになる。

この時期、ヒンドゥー教に改宗したマクラフリンはソロ・アルバムの『My Goal’s Beyond』(’70年)と『Devotion』(’70年)にてインド音楽に傾倒したスタイルを披露する。

’71年にはヤン・ハマー(key)やビリー・コブハム(dr)を率いて自己のバンドのマハヴィシュヌ・オーケストラを結成。『Inner Mounting Flame』(’71年)や『Birds of Fire』(’72年)といった作品でジャズ、ロック、インド音楽をミックスしたような独自の音楽を展開。感性に任せてスピーディーに弾きまくるマクラフリンは、ギター・プレイヤーとして確固たる地位を築くことに成功する。

続いて同じくヒンドゥー教に傾倒していたカルロス・サンタナ(g)とのコラボレーション作『Love Devotion Surrender』(’73年)をリリースした後インド音楽の精神を継承したアコースティック・グループのシャクティ、ジャコ・パストリアス(b)&トニー・ウィリアムスとのトリオ・オブ・ドゥームと次々とプロジェクトを立ち上げ、パコ・デ・ルシア&ラリー・コリエル(後にアル・ディメオラに交代)とのスーパー・ギター・トリオも大きな話題となる。

’80年代にはマハヴィシュヌ・オーケストラを再結成させる等した彼は、近年ではチック・コリアとのワールド・ツアーも実現させている。

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