軽快なリズムに乗せた明るいメロディが楽しいアコースティックギターインストの名曲!
演奏者:ドイル・ダイクス(Doyle Dykes)
楽器:フォークギター(solo)
収録CD:「Doyle Dykes: Virtuoso, Fingerstyle Guitar」
難易度(10段階):6
コード進行こそ単純ですが、テンポを動かしたり様々なオカズを挟んだりと演奏者自身も楽しんで弾いている感じがいいですね。
ジャンルとしては、アメリカの陽気なカントリー・ミュージックといったところでしょうか。
チューニングはDGDGAD(6弦→1弦)の変則チューニングです。
実は、この曲は歌ものをアレンジしたものでして、原曲は1927年から1943年にかけて活動したカントリー・ミュージック・バンド「カーター・ファミリー」が演奏していたものです。
そちらの音源も参考にのせておきますので興味のある方はご覧ください。
歌ものをアコースティックギターのソロにアレンジするとどう変わるのか、違いを知るとより一層楽しめるのではないかと思います。
演奏動画
サムピックを使用して弾いています。
ギターヘッド部分の弦を押してチョーキングしているのが、見た目にもインパクトありますね。開放弦だから出来る技ですね。
イントロはフリーなテンポでテーマとなるメロディを演奏して、「0:46」から本編スタート。
「1:53」から加速してさらにノリノリになるのがいいですね。エンディングは、さっき加速したのと同じフレーズで今度は減速していって、右手だけでナチュラルハーモニクスを鳴らしながら左手でのチョーキングと組み合わせておしゃれにシメています。
音のみですが、こちらが原曲となっているカーター・ファミリーの演奏です。
収録CD・楽譜、関連商品・書籍
収録CD「Doyle Dykes: Virtuoso, Fingerstyle Guitar」
今回紹介した「Wabash Cannonball」が収録されたCDを探したところ、残念ながらこのCD付の本でしか日本で簡単に手に入れられるものがなかったです。
全部で17曲が収録されているTAB譜付スコアです。アメリカのAmazonでは「なか見!検索」出来ました。(Doyle Dykes: Virtuoso, Fingerstyle Guitar)
「K.Yairi POP型サムピック MEDIUM べっ甲柄」
親指に付けて使うサムピック。
通常の指弾きよりも音量を確保しやすいのが特徴で、低音部の音質をクリアに響かせることもできますね。
「ギター・マガジン ソロ・ギター練習帳 レベルアップ必至のトレーニング&スコア」
(↓Amazonより引用)
メロディと伴奏を同時に奏でるソロ・ギター。そのため、「どんな練習をすればいいのかわからない」といった悩みを持つアコギ・プレイヤーがいるようです。そんな方々にピッタリなのが本書です。
数小節のデイリー・トレーニング譜例と、有名曲のソロ・ギター・アレンジの組み合わせになっているので、飽きることなく練習を続けられるでしょう。また、21世紀に広まったスラム奏法などの特殊奏法も網羅。ソロ・ギターのありとあらゆる演奏方法が学べる決定版に仕上がっています。
コメント
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ofuru様 こんばんは
楽しそうに引いている様子はすごく伝わりました。テンポの変わり方が鮮やかで引き込まれますね。
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ノリがとてもいいですよねー。
どんな曲でも軽快にアレンジして弾いちゃいそうです!