スピーディ&エモーショナルなプレイで名曲を彩る天才プレイヤー
出生:1954年2月27日
出身地:アメリカ オクラホマ州
ジャンル:HR/HM、他
活動バンド:SANTANA,JOURNEY,BAD ENGLISH,SOUL SIRKUS,solo
主な使用ギター:ギブソン・レスポール、PRSギターズ、他
おすすめCD
Escape/JOURNEY(’81年)
おすすめ動画
Don’t Stop Believin’
略歴
父親がジャズ・ミュージシャンだった事もあって、幼い頃から音楽に親しんでいたニールは、サンフランシスコに移住した後、10歳の時からギターを始める。
ジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンに憧れながらギターの腕を磨いていくと、14歳の時にはサンフランシスコにあった名クラブ、フィルモア・ウェストで毎週末、B.B.キング、アルバート・キングといった大物ギタリストとセッションを繰り返していたという事で、彼がいかに早熟だったかが分かる。
同時期にリハーサル・スタジオでサンタナのグレッグ・ローリー(key)と知り合いになったニールは、カルロス・サンタナともジャム・セッションを繰り返すようになり、そのままサンタナに加入。アルバム『Santana III』(’71年)でスピード感溢れるプレイを披露し天才少年と呼ばれるが、バンドの音楽性がジャズを意識したものへと移行するようになった事で、ニールは『Caravanserai』(’72年)のレコーディング途中に脱退を表明する。
いくつかのセッションに参加した後、同じくサンタナから離れたグレッグ・ローリー等とジャーニーを結成したニールは、1stアルバム『Journey』(’75年)でデビュー。
当初、インストゥルメンタル・パートをメインにしたプログレッシヴなロックをプレイしていたが、セールス的には失敗に終わった事から、バンドは専任シンガーのスティーヴ・ペリーを迎え、4作目の『Infinity』(’78年)からヴォーカル主体のハード・ロックに路線変更。
これが功を奏し、バンドは次々とヒット作をリリース。7作目の『Escape』(’81年)は全米チャート№1に輝く大ヒットを記録し、アメリカを代表するロック・バンドへと成長を遂げる。
その後、ジャーニーが活動休止になると、ニールはバッド・イングリッシュ、ハードラインを結成する一方で、ソロ・アルバムもリリース。さらに’96年にはジャーニーでの活動を再開させ、最新作『ECL1PS3』(’11年)をリリースする等、精力的に活動を行っている。
関連書籍
書籍「ヤングギター[プレミアム]11 ニールショーン奏法(CD付)」
ニール流が体感できる快活なリフ/バッキング・プレイや、自由奔放だがメロディアスに構築されたソロ・フレージング等を通して、ロック・ギターの“ツボ”を得た彼一流のプレイ・スタイルを、付録CD連動の奏法解説で徹底的に分析しています!
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