アメリカのハードロックバンド「エクストリーム」のギタリスト「ヌーノ・ベッテンコート」によるテクニカルでノリの良いアコースティックギター・インストの名曲!
演奏者:ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)
楽器:フォークギター(band)
収録CD:「Waiting for the Punchline」
収録DVD:「take us alive」
難易度(10段階):7
ファンキーなリズムが得意なロックギタリストがインストを作るとこんな感じになるのか―、と感動しました。
「よーし、アコギでインスト作るぞー」ってスタジオにこもって考えながらギターを弾いたんじゃなくって、「ギターで遊んでたら曲が出来ちゃったぜ」っていうナチュラルな雰囲気が感じられていいですね。
リズムは(4分の)3拍子というよりは8分の6拍子の方が近いかな。それを16分(音符)で刻んでるので16ビートならぬ24ビートが正解でしょうか?こんな言い方をするのかは知りませんが。
とにかく「1・2・3」もしくは「1・2・3・2・2・3」ってリズムを取りながら曲を聴くとフレーズをつかみやすいかと思います。
チューニングは全弦1音下げの更に6弦がもう1音下げ(⑥弦→①弦、CGCFAD)です。
演奏動画
最初に軽いイントロがあって「0:50」のパーカッションから曲がスタートします。
オクターブ奏法から始まって「1:30」からのピッキングが最初の聴きどころ。16分でピッキングしながらミュート、空ピッキング、ハンマリング、アクセントを織り交ぜてカッコいいフレーズを作っています。
特にアクセントをつけて弾くのはこのノリを生むうえでとても重要ですね。
セッティングにもよりますが、エレキギターよりもアコースティックギターの方が音の強弱をつけやすいので、それを活かしたプレイをしています。
次に気になったのが「2:42」からのメロディがリズムの裏にくるフレーズ。
これは多分僕にリズム感がないのが原因だと思うんだけど、このフレーズをリズム取りながら聴いていると自分がどんどん遅れていってしまうというか、なんか気持ちが悪い感じがします。
このフレーズを自然にノれる人はリズム感あると思いますよ。もしくはリズム感が全くないのかもw
収録CD・DVD、楽譜
収録CD「Waiting for the Punchline」
1995年発売。
アメリカのロックバンド「Extreme」の4枚目のアルバムです。
1st「Extreme」で既にファンクメタルという独自のジャンルを構築し、全米ナンバー1を獲得した「More than wards」も収録されている名盤2nd「Pornograffitti」を経て、突如として豹変した音楽性で賛否両論を呼んだ作品ですが、その実は極めて高い完成度を誇る傑作です。
収録DVD「take us alive」
2008年に復活を遂げたハードロックバンド・エクストリーム。
結成20周年となる2009年8月にボストンで行ったライブの模様を映像化したバンド史上初となるライヴDVDです。
全17曲のステージ映像に加え、特典に4曲のビデオクリップを収録しています。
エクストリームのバンドスコアです。
ベストという事で今回紹介した「Midnight Express」はもちろんのこと、「DECADENCE DANCE」「GET THE FUNK OUT」「MORE THAN WORDS」といった名曲が収録されています。
コメント
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こんばんは
このアルバムは確かに当時、評価が低かった気がしますね。本質のファンクを推し進めた音楽性なのでしょうか。とにかく、こんなかっこいいインストが入っていたとは全然知りませんでした。今なら中古も安いしきちんと聴いて再評価したいです。
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この曲はアコギというかエレアコでしょ。