熱いリフが印象的な名曲!
演奏者:マイケル・シェンカー(Michael Schenker)
楽器:エレキギター(band)
収録CD:「神 ― 帰ってきたフライング・アロウー」
収録DVD:「ロック・パラスト 1981」
難易度(10段階):5
ジャンル:ハードロック
効能:テンション↑↑
スコーピオンズ、UFOを脱退したマイケル・シェンカーがM.S.G(マイケル・シェンカー・グループ)として復活した第一弾CDに収録されています。
初めてこのCDを聴いたときは、正直なところ
「リフはカッコいいんだけど、いまいちぱっとしない曲だなぁ」
といった印象でした。
『その後のロック・インストの手本になった』
と、CDの帯に書いてあった言葉を信じて、さらに数回繰り返し聴いているうちにだんだんカッコ良く感じるようになってきました。
なぜ第一印象がいまいちだったかを自分なりに考えてみたところ、エンディング以外に声に出して歌えるような明確なメロディがないからですかね。
前半の構成を簡単に分析すると
「リフ~アドリブソロ①~リフ~アドリブソロ②~」
となっています。アドリブソロに関してはいちおうメロディとも言えなくもないんですが、メロディを重視したプレイから生まれたフレーズではないと思うので一般の人が聴いた場合「速くてカッコいい場面」としか感じないでしょう。(少なくとも僕はそうでした。)
そういったこの曲の構成をふまえて聴いていただければこの名曲のカッコよさがより感じられるのではないかと思います。
そして、テンポを落として粘りと重厚感を効果的にだしているエンディングのメロディ…
めっちゃ情熱的です!
演奏動画
1981年のライヴ映像。
ペンタトニックスケールを主体としたアドリブが熱い!
やっぱり「3:27~」のメロディがカッコいいですねぇ。
収録CD・DVD、楽譜
収録CD「神 ― 帰ってきたフライング・アロウー」(amazonで視聴できます)
ドイツが生み出したギタリスト、マイケル・シェンカー。フライングVを無心にかき鳴らすマイケルに憧れる者は、彼を「神」と呼ぶ。
兄のルドルフ・シェンカー率いるバンド、スコーピオンズを経て英国のUFOへ。数年のインターバルの後、マイケル・シェンカー・グループとして待望の再始動がこの作品です。UFO在籍時に肉体的にも精神的にも憔悴したという彼。本作品では、すべてが吹っ切れたかのような素晴らしいギタープレイをたっぷり聴くことができます。
このCDでインストは4の「Bijou Pleasurette」、6の「Into The Arena」、11の「Into The Arena(Live)」のみです。
収録DVD「ロック・パラスト 1981」
兄ルドルフ・シェンカーと結成したスコーピオンズ、U.F.O.のギタリストとして名を馳せたマイケル・シェンカーが満を持して自らの名を冠して結成した“マイケル・シェンカー・グループ”。メンバーは、マイケル・シェンカー(g)、ゲイリー・バーデン(vo)、コージー・パウエル(dr)、ポール・レイモンド(key/g)、クリス・グレン(b)です。1981年1月24日にドイツのハンブルグで行われたライブを収録したDVDです。 日本語字幕と簡単な解説書がついています。
楽譜「マイナスワンCD付 マイケルシェンカー ギターカラオケ 不滅の名曲をカラオケCDとTAB譜で完璧マスター」
ギターカラオケCD(1枚)付きのバンドスコアです。それに加えてマイケル・シェンカーのヒストリー、テクニックやディスコグラフィも掲載されています。
「Rock Bottom」「Doctor Doctor」「Lights Out」「Armed And Ready」「Cry For The Nations」「Into The Arena」「Are You Ready To Rock」「Dancer」「Assault Attack」「Captain Nemo」「Get Out」「Gimme Your Love」「Save Yourself」が収録されています。
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